絵本学科

将来の仕事について学科主任にインタビュー テーマは「絵本から広がる活動の場」

絵本は絵本だけじゃない

絵本学科 主任 加藤 タカ

文具メーカー企画部勤務を経て独立、フリーランスのイラストレーターとなる。
イラスト、キャラクターデザインをはじめ、創作絵本、教育TV映像制作など実務経験は豊富。

1.絵本の最大の魅力はなんでしょうか?

絵本はアートでもあり、エンタテインメントでもあります。自分のアイディアで「世界」を作り、ページで「ストーリー」を語ります。作られた「作品」が「商品」になる事で、さまざまな人と出会うことができます。

2.身につけた表現力や知識を生かして絵本以外にどのような仕事が出来るでしょうか?

書籍の挿画、キャラクター商品企画、アニメーション、こども向け教材など、絵画の表現力に加え、発想力、構成力を生かせる仕事が出来ると思います。

3.絵本創作や学校の先生以外にされているお仕事はありますか?

演劇ポスター、カレンダー、児童書の挿画、キャラクターデザイン、子ども番組、アニメーションの設定・演出などをやっています。

4.未来の絵本はどのようになると思いますか?

社会的に「心のゆたかさ」に関心が集まる中、絵本への注目度も上がっています。さらに、絵本の商品化、デジタル化も確実に増えており、絵本作家に求められる事も多様になりそうです。

5.この分野を目指す人にメッセージをお願いします。

お話を考えるのが好きな人、長く制作を続けたい人、誰かの「わーっ」と言う顔を見たい人…きっと絵本作りに向いています。「夢」を「目標」に、そして「予定」に変えるために、じっくり取り組みましょう。

美術学科

将来の仕事について学科主任にインタビュー テーマは「美術から広がる活動の場」

美術は美術だけじゃない

美術学科 主任 建石 修志

鉛筆、テンペラ、油彩の画材で詩的な幻想作品を制作。
画集、絵本、詩画集など出版メディアとの関係も深く、書物の装丁、装画は400冊を超える。
個展多数。

1.画家とイラストレーターの仕事をされていますが、その違いについて教えて下さい。

画家の仕事は、あらゆる知識、感覚、技術を駆使して、作品のために全力を尽くす事につきます。イラストレーションは、様々なメディアの中で、求められている効果を前提にした仕事と云えます。

2.身につけた表現力や知識を生かしてどのような仕事が出来るでしょうか?

まず画家、造形作家を考えます。その展開として、イラストレーター、写真家、映像作家、多種にわたる企画プランナー等が考えられますが、美術の変幻自在な想像力は、あらゆるジャンルに必要なものだと思います。

3.美術が世の中や人々に対して出来ることはなんでしょうか?

現在作品を創ろうとすれば、時代、世界の事を考えなければ成り立ち様が無く、作品行為がそれらの不明確な意識を明確化させます。又時代の先駆けとなる意識、感覚に繋がる事も充分考えられます。

4.作品をつくる上で最も大切なことはなんですか?

大事な事は自分自身が何を創ろうとしているのか、その意識を徹底させる事でしょう。又客観的に自分の作品を見直す事により、作品の自立(自身の立場)を明確にする事だと思います。

5.この分野を目指す人にメッセージをお願いします。

ものを創るだけが「美術」ではありません。「美術」とは、創ろうとする意識、プロセス、そして結果を自身の問題として捉える事が出来れば、あらゆる側面で生活を豊かに、より充実したものにしてゆく事が出来るものだと思います。「美術の扉」の前に立ってみよう!